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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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中東の風をキャッチするカフェ





Jara Cafe on Rainbow Street, Amman, Jordan
This travel blog photo's source is TravelPod page: Jara Cafe on Rainbow Street, Amman, Jordan

ヨルダンの首都アンマンは丘の町だ。街中にはローマ劇場やウマイヤ朝時代のモスクなどがあり、十分異国に来たことを感じさせてくれる。

そんなある日、アンマンにスノビッシュな地区があると知り早速行ってみた。丘の上にある瀟洒な住宅が並ぶ地区の名はジャバル・アンマン。その中心的な通りのレインボー通りをてくてく歩いていくとオープンエアの開放的な建物が見え、そこがJARA CAFEだった。

このカフェ、欧米人の間でも有名で夜にいろんなイベントが行われているらしい。訪れたのは午後。数組の若者が水パイプを吸ってくつろいでいた。それにしても写真を見返してみて改めて思う。アンマンって本当に乾いたところだと。

ちなみに、自分はこのときはまだ水パイプ初心者だった。その自分に水パイプの神様が降りてきてパイプ魂が爆発したのがこの後訪れたダマスカスだった。
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ヨルダン川は細かった



ヨルダンとイスラエルの間にはヨルダン川が流れている。写真のこのあたりはイエスやその弟子ヨハネが布教活動をしていた場所ということが考古学によってほぼ明らかにされている場所だ。近くには、あの”モーゼの十戒”でお馴染みのモーゼが、率いてきた民にパレスチナに向うよう指示し自分はここに留まって亡くなったと思われるネボ山もあり、まさに旧約・新約聖書のディープな世界に足を踏み入れたわけで、ゾクゾクッとしてきた。しかし細い川だね。


(聖地ネボ山よりの眺め、頂上にはモニュメントや教会が立っていて世界中からやってきた信者で一杯だ。「一族の民よ、カナンを目指せ!」)

下の写真は、Bethany(べサニー、Baptism Sight)と呼ばれるキリスト教の洗礼所。一説によるとイエスもここで洗礼を受けたのではとされている。ちょうど幼児の洗礼が行われていた。


(ひんむかれた子供はこれから自分の身に降りかかる運命を知らず、ニコニコと愛嬌を振りまいている)


(司祭は躊躇せず一気に子供を沈めた。ドボッ)


(引き上げられたど子は一瞬何が起こったか分からない顔をしてたが、次の瞬間、ビーと火がついたように泣き始めた)

子供には悪いんだが、居合わせた世界中から来た僕たち観光客は、本当にいいものを見せてもらった。そしてこの辺りで生まれなくて本当良かったと心の底から思った。



このヨルダン川のすぐ向こう(西岸)は、イスラエルによって実行支配されるパレスチナ自治区だ。ここべサニーはもろイスラエルとの国境にあたるので入園にはパスポートと厳重チェックがある。写真も川の向こう側にイスラエル軍の要塞らしきものが見える。ここでは歴史は進行中なのだ。
国境越え ヨルダンからシリアへ

ヨルダンーシリア間の陸路国境越えは2か所あるが、今回は一番西のルートを使った。行程はこんな感じだ。
①アンマン市街(乗り合いタクシーセルビス利用)→北バスターミナル(ムジャンマ・シャーマーリー)
②北バスターミナル(乗り合いタクシー)→ヨルダン側国境ラムサ
③ラムサ(別の個人タクシー)→シリア側国境ダッラ
④ダッラ(乗り合いマイクロバス)→遺跡の町ボスラへ

ラムサの国境でDuty Free Shopを見かけた。陸路のDutyFreeは初めてだ。何の変哲もない田舎の土地に立つ事務所のような建物。中に入るとうっすらとほこりを被った品々が雑貨屋のように並べられていた。ちょうど一昔前のやる気のない田舎のデパートのよう。レジ前は、我先にとタバコを求めるドライバー達で大混乱。品物はドル表示だった。宗教でご法度なせいか、ウィスキーやワインのビンがうっすらほこりを身にまとい悲しそうに佇んでいた。たばこの売上だけでもっているとしか思えない恐るべしのDutyFreeだ。


(運転手は車を停めると、われ先へと店に向かいタバコを入手する)

シリア側国境からボスラまで約1時間、この小さなマイクロバスに揺られる。観光地ではないこの地の乗り物は地元民の生活の足だ。謙虚に乗せて貰うが、しっかりと余分な税金(?)を上乗せされて請求される。
カウンター

WELCOME TO Move On

異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

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イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

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