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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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ベトナム人ってどんな人たち?



初めてベトナムを訪れる日本人は皆一様に町を走るバイクの多さに驚かされる。人口8千万の国ベトナムに走るバイクの数は5千万とのこと。携帯電話の普及率並みにバイクが行き渡っていて、まともに歩いている人は少ない。そして朝夕のラッシュ時間以外にも昼間や夜も衰えることなくバイクが行き交っている。GDPが1000ドルちょいほどの国でそんなに駆けずり回らなきゃならないほど仕事してるのか疑問に思ってたら、実は用もないけど気晴らしにバイクで町を流しているのだとある本に書いてあり妙に納得した。

ベトナム人っていったいどんな人達なんだろう?
早速明日香出版から出ている「ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本」を借りて読んでみた。それによると「好奇心と向上心の塊でブランドが大好き」、「したたかで超現実主義」、「集団よりも個が強い」なんだって。そこに地域性が加わる。例えば北部は「共に詩を吟じる仲間や時間」、中部は「土地や金」、そしてホーチミンのある南部は「仲間と楽しく過ごすこと」を大切にするらしい。

さて、僕が直接知ったひとつのベトナム人の姿は次のようなもの。連泊したホテルスタッフのタンと友達になり、ある日ご飯を食べながら聞いてみた。彼は27歳の中国系ベトナム人でホーチミン中心部から10kmの郊外の家に両親兄弟兄夫婦総勢6名で住んでいる。ちなみに彼は月100ドル稼いでいる。

「ねえタン、将来何かしたいことあるの?」
「別にないな。今の仕事を続けると思うよ」
「何か夢とかないの?今頑張って将来手に入れたいものとか」
「俺が大切なのは仲間と楽しむことなんだ。お金持ちになったとしても、もうそのときに楽しむことが出来なくなってたとしたら意味ないよ」

これが若さから来る発言なのかベトナム人気質なのかは最後まで分からなかった。だが2日続けて通った屋外歌謡ステージに集い、げらげら笑い転げている老若男女を見ていて、今この瞬間をマックスに楽しもうとするベトナム気質のようなものが存在するのが分かった。

その他、僕が感じたベトナム人は、クール、本心は見せない、金
(ゴールド&銭)大好き、リラックス、子煩悩、けんかのとき
のど迫力、交渉タフ、ガッツがあるなど。それらは甘い練乳が底に
溜まったベトナムコーヒーを絶えず補給しながらホーチミンをねり歩き、
バスに乗り(間違って郊外行きに乗り1時間歩く羽目になった)、
バイクタクシーに揺られ(これ最高!ジェットコースターよりたのし)、
この目で見て体験して感じたことだ。
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異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

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自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

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