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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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外国人の暮らしから学ぶ身のこなし

最近、人の立ち居振る舞いについて考えてみた。
やはり、環境がその都市や国に住む住民の所作に影響を与えるんだと思う。
この場合の所作とは、身のこなし、まなざし、話すスピードなどその人の動作と考えてもらいたい。

一般的に日本人を含むアジア人の動きはせわしない。それに対して、ヨーロッパ人はゆったりとしていて、またエレガントな人も多い。日本には日本の良さがあるけれど、ゆとりのある暮らしという点で考えた場合、やはり所作はゆったりと、そしてもう少しエレガントになれば町の雰囲気もゆったりとすると思う。ではどうすれば良いか?結論からいうと、日本という国にもっと濃い密度と頻度で異国(この場合特にヨーロッパ)を体験できる機会を作ったらいいのかもしれない。それには、異国の人に日本という国に住んでもらうのが一番近道だ。

例えば、戦前の上海という町にはイギリスやフランスの租界というものがあり中国の中に外国の町が出来ていた。そこにはもちろんその国の住人が大勢住んでいてその国の文化が根付いていたわけだ。その他にもロシア人やドイツ人、ユダヤ人、インド人、そして日本人などがそれぞれの地区を作り住んでいて、いい悪いは別にして租界時代の上海は相当な国際都市だったらしい。上海はそれから100年も経っている。聞いた話では上海あたりにはエレガントな人も多いと聞く。やはり100年もの長い間、しかもかなりの密度で外国文化に身近に接してきた結果ではないかな。

日本の中でも都心での暮らしで洗練された身のこなしを身に付けている人もいる。そんなところには外人も多く住んでいたりする。やはり外国人から受ける影響のなせるわざなのだろうか。身のこなしは住んでいる町から知らない間に吸収しているということなのだろうか。


(後日加筆)
京都や鎌倉など古都と呼ばれているところには、まだ外国人など珍しい時代に身のこなしの洗練された人びとが多く住んでいたことを思い出した。となると外国人の有無と洗練とは関係ないことになる。とすると人の所作の洗練度合いは個人個人の意識の問題なのかな。そういう意識の高い人が多く住む町だから洗練されていくということか。ごめんなさい。洗練と国際化を混同していたかもしれません。




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異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
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