江ノ島西浜、東浜、そして鵠沼海岸に至るまでの間に、海の家が続々と出来てきた。そして毎年この時期になると雑誌“ターザン”などで、ダイエットや腹筋強化などの特集が見られるようになり、「あー今年も夏が来たんだ」と感じるようになる。そして僕らもいそいそと、押入れの奥から古いエキスパンダーや腹筋台なんかを出してきたりして夏の浜辺で恥かかないためへの準備を始めたりするのだ。（けれど殆どやらないで終わる）。

この時期、美容痩身器具（変換したら最初、危惧と出てきた。ある意味こっちのほうが的を得てる）やサプリメントを扱う美容業界は大忙しなんだろう。なんたって肌を露出する機会の多いこの季節、やせたい人は男女問わず大勢いる。この業界のターゲットは圧倒的に女性である。男は太っていても社会的に片身の狭い思いをそれほどしないこと、非科学的なものにあまり興味を持たないこと、そしてスーツである程度醜さを隠せるから女性ほど痩身に興味を持たないのかもしれない。

個人的にはサプリメントで痩せられるとはあまり思えない。もし痩せるとしたら、下剤の成分なんかも一緒に含まれていて出た分一時的に体重が減ったということくらいなんじゃないかな。特定保健用食品の認証を受けてる３鳥の黒ウーロン茶なんかでも脂肪が減るようなことをうたってるが、１,２本飲んだところでほとんど気休めレベルのような気もする。それでも巧みな宣伝に操られ、そして気づいたら高価なサプリメントに手を出してしまう。

ちなみのサプリメントなど実際試した人の意見が聞ける便利なサイトがあったので紹介しておく。
サプリメントの評判も分かるダイエットの口コミ情報サイトダイエットカフェ

「食べて身につくカロリー量より、運動して燃えるカロリー量が上回れば痩せる」ことは猫でも知っている。でもそれが出来ずにダイエットビジネスは古今東西グッドビジネスで有り続けて来た。ならば、なぜそれが出来ないのかを一度知っておくといい。先ず、現代人はお腹が空いていなくても、時間が来ると食事をしてしまうという習慣によって過食気味になっている。次に間食。甘いものを食べると幸福感を感じるので、ストレスを抱える現代人はついつい手を出してしまう。でも同時に、太る原因の甘いものを食べていることに再びストレスを感じてしまいそれでまた食べるという悪循環にはまっているらしい。そして食べた分と同じくらいの運動量を達成できない我々はカロリー摂取過多になってしまい、どんどん太ってしまうというわけだ。

基本はお腹が空いてから食べるように徐々に仕向けていくこと！それと、デパ地下には寄る回数を減らすこと！そして駅ではなるべく階段を使うこと。これこそお金も貯まって痩せられるクレバーダイエットなのだ。