忍者ブログ
メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Old Havanaの衝撃



初めてOld Havana(ハバナ旧市街)を目にした時の驚きは今でもはっきりと覚えている。町に着いたのは確か夕暮れ時だった。通りにはにかなり昔に作られ今は朽ちかけている立派な建物が続いている。その脇を50年代とおぼしきアメ車が優雅に駆け抜けていく。そして肌が黒くひょろっと背の高い人々が今まで聞いたことのないアクセントのスペイン語を発しながら行き交う。これまで見たことのない風景に強烈なカルチャーショックを受け震えた。

キューバは大航海時代以来スペインの植民地であったが、独立戦争の後1902年にスペインから独立した。でも実際はアメリカの保護国であったため、1959年にカストロ達によってキューバ革命が成し遂げられるまでの50年間は、アメリカ企業やマフィアらの活躍著しく、それはそれは豪華絢爛な世界が日夜繰り広げられたことであろう。

その名残が現在のキューバにはしっかりと残っているのだ。満足に手入れもされないまま半分朽ちているものも多いが、その当時を偲ばせる瀟洒な造りの建物がずっと続くさまは不思議な感覚を抱かせる。ちょっと表現が適切じゃないけれど、あえて言うならば『かつて栄華を誇った現在のゴーストタウン』で人々が生活しているような感じだ。おそらくほとんどの人が経験したことのない感覚なんじゃないだろうか。

こういうところに身を置いて“感じる”ことこそ、旅の醍醐味だ。本当は旅の楽しさって、買い物やおいしいものを食べることや、何かのアトラクションに一喜一憂することなんかじゃなくて、生まれて初めて経験するそこの空気に心を解放することだと思う。キューバはそれを可能にしてくれる。この島は、物欲と効率化でピンボケ&不感症になった僕らの目を覚ましてくれる。
PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事のトラックバックURL:
カウンター

WELCOME TO Move On

異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

HN:
イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

mail : cocovenice@gmail.com
人生のお買い物

最新コメント

[05/13 Backlinks]
[03/25 イグアナ]
[03/17 ハナ]
[02/05 ハナ]
[09/24 イグアナ]
最新トラックバック

アクセス解析

バーコード