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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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タトゥーと数珠とブラウンの水着




湿り気を帯びた前線が後退し高気圧が張り出す午後。
夏はすぐそこまで来ているラジオでも言ってたけど、湘南の海はすごい人出だそうだ。
山もすごいんだろうな。
バーゲンから始まって夏のプロ野球観戦、夏祭りから花火大会まで針が振り
切れるほどボルテージが上がる日本列島の夏。
勢い余って昇天される方も出てしまう。
思うに、四季のはっきりしている日本のはかない夏だからこそ、
人もはちきれんばかりに生を爆発させるのかも。

そんな夏。
きらいなものが二つある。

一つはタトゥー。
夏の湘南ビーチに行くと、最近良く見かけるようになってきたタトゥー。
タトゥーをした若いお父さんが子供を浜辺で肩車している(うへっ!)
幅広く市民権を得るのも時間の問題だろう。
授業参観でもちらほらタトゥーを見かけるようになるかもしれない。
でも「刺青は悪い人がするものなの」と骨の髄まで洗脳されて育った
自分にとって、いまだに抵抗がある。
このマインドコントロールは容易には解けない。
タトゥーがいまだ893という犯罪組織のシンボルでもあるという現状では。
茶髪が流行って、男も女も老いも若きも一億総茶髪になった痛い記憶がよぎる。

もう一つは数珠のようなブレスレット。
水晶か単なるガラス玉かは不明だが、開運とかそんな意味があるんだろうか。
女性で付けている人を良く見かける。
そこまではいい。アクセサリーとみなす。
だが、スーツを着ている男でたまに付けている輩がいる。
「坊さんですか?」
そういうのに限って、付けてるのがやたら輝きを放つ大玉だったりする。
何だか気持ち悪くていやだ。

逆に好きな物。

ブラウンの水着だ。
その昔小学生のときに、近所のグラマーなおばさんが身に付けていた。
高橋真理子似の涼しげなまなざしがトレードマークだったおばさん。
ブラウンの水着を着て、気だるそうに煙草を吸うその姿はまさに
ミセス・ロビンソンで、“GORO”なんて目じゃなかった(難易度:7)。
そのおばさんは、その後若くしてこの世を去った。
それが自分の中で“ブラウン水着”を伝説に昇華させた。
それ以来、ブラウンの水着をきた女性には無条件に優を与えることに
している。

さて、ことしの夏は自分もはち切れるつもり。
毎年九州で行われる、“ISLA DE SALSA”に乗り込む。
就航したばかりのJetstarも予約した。

タトゥーを彫って数珠ブレを付けたブラウン水着に出会ったらどうしようかと
おびえながら、夏の訪れを楽しんでいる。
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異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

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イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

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