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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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SKATEISTAN??? 



荒廃したカブール(アフガニスタン)の町を疾走するスケート
ボード。「え?ほんと?」

ご存じの通り、アフガニスタンはまだまだ非常事態下だ。
毎日テロで人が吹っ飛ばされ、弾丸が飛び交う。
かってはシルクロードの一都市で壮麗な文化が花咲き、多いに
栄えた土地であったろうに、今ではがれきだらけの荒れ果てた
土地と化してしまっている。そういえばバーミャン渓谷の仏教
遺跡もふっとばされた。人口は2800万もいるのに、
産業らしい産業もなく、農地では大麻の栽培が続いている。

大国の権益のために仕掛けられた戦争。
血を流すのはその国の弱い者たち。競馬場で自分の賭けた馬の
結果に一喜一憂するがごとくそれを眺めているのは大国に住む
受益者だ。何の権利があって他国に介入するのか。何の権利が
あって自分たちの価値観を押し付けるのか。問題をよけいに
こじらせているだけなのは彼らにも分かっているのにそれでも
やる。その背景にあるのは自分たちの利益以外の何物でもない。
そこには資本主義の冷徹なまでの原理が働いている。世の中の
景気が悪くなり社会が煮詰まってきたときには“戦争を!”と
いう歴史が何度も証明してきた原理が。

この映像を作ったのもアメリカのグループでそのスポンサーには
アメリカのアパレルメーカーがぴったり張り付いている。
あんな場所にスケボー持ってくるあたり計算がちらつく。
その胸糞悪さを感じながらも、アフガニスタンの子供が無邪気に
スケボーで戯れる姿が微笑ましかったのでアップした。
みんなはこの映像でどう感じた?

戦争を仕掛けるのはいつの時代も受益者たち。
そして、戦争で死ぬのは力のない貧しいものたち。
それは洋の東西を問わず、ずっと続いてきたこと。
そして人類が存在する限りずっと続いていく悲しい真理の
ようなもの。
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WELCOME TO Move On

異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

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イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

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