
(ダマスカスのフレッシュジュースを試すピーター)
2009.3.11 アンマンにて
・宿の近くのシュワルマ屋。近くに乱立する安宿群と大通りを結ぶ通り道にあるのでときたま外国人バックパッカーが通りすぎる。それを店のおやじはいちいち大声で呼び止め、「ここで食ってけ」とからみつく。みな一度は利用した義理からか笑顔で応じるが歩くスピードは決して緩めず振り切ろうとする。何故ならここのシュワルマ、強烈に不味いのだ。皆首だけ後ろ向きで前へ歩いていく。
2009.3.14 ダマスカスにて
・それまで自分の頭の中には、「オージー=陽気なバカ騒ぎ大好き&ビールがば飲み」というイメージがあった。だから、ピーター(旅で出会ったリタイアオージー)に、「溺れるほどビールが飲みたいだろうピーター」(中東では酒が手に入りにくいから)と何気なく言った。すると穏やかに中東コーヒーを楽しんでいた陽気なピーターの黒目から一瞬光が消え、ボソッと言った。「酒は一滴も飲まない。心臓と肝臓と腎臓をやられてて睡眠薬を毎晩10年以上飲み続けている」。
ごめんよ、ピーター。
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