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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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Si o No 世界の孤島になるな日本

海外では普通に使われているのに、日本ではあまり聞かない
フレーズに、SI o NO(Yes or No、はいか、いいえか?)と
いうのがある。

かつて住んでいたメキシコでもよく聞いた。
例えば、職場でマネージャーが部下と話し合いをしているとき、
とどめを刺す時に使う。

「あの資料を金曜日までに作るって言ったのはあなたじゃなかった?」
「SI o NO?」(この時点でSIという返答しか残されていない)

また、友人同士のくだけた会話でも言葉の最後に確認の意味で
よく付けたりする。

上の話は一例だけど、日本と海外では物の言い方が異なる。
日本でははっきりした物言いは好まれずオブラートに包んで遠回しに言う。逆に海外では物事はあいまいにせず、自分の考えをはっきり伝える。

日本的な奥ゆかしさが日本の優れた文化を作ってきた
という面はある。しかし時代がボーダーレス化し海外の人と意思の疎通を図らなければならない時代になってくると、日本の美点であるはずの奥ゆかしさが欠点に転じてしまうことが起きてくる。
日本人が何を考えているのか分からないと外国人は感じてしまうのだ

日本では逆だ。僕はたまに「物の言い方がはっきりしている」と指摘されることがある。海外暮らしで自然と身に付いたのかもしれない。ただ、建設的な意見であっても、日本の会社でははっきりとした物言いは煙たがれてしまう。そんな感覚ではいつまでたっても海外との溝は埋まらないどころか日本は孤島と化してしまう。

自分のことだけを声高に主張するだけのどこかの政府のような物言いは駄目だけれど、日本ももう少し忌憚なく自分の意見が言える風土を作っていったほうがいいと思う。

世間には、表には出てこないけれど素晴らしいアイデアを持っている人がたくさんいる。そんな人の意見を、会社や社会が取り入れて言ったらもっともっと活気が生まれ変化が起きるはずだ。韓国や中国の企業はどんどん世界に進出していっている。そのときは到来していると思う。
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WELCOME TO Move On

異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

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イグアナ楽団
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男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
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