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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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Karen@Bogota/Colombia Blog: "A letter from Penny" Personal Comment: “私は影を操れる。でも日食には抗えない” 2010年7月5日(月) “ものにせよ” あれは確か2008年5月の終わり頃のこと。正確には28日だったと思う。前期の休暇のためにカルタヘナに戻るところで、飛行機の搭乗ブリッジのところで面白そうな男性グループを見かけた(ミュージシャンらしい)。その中にどこかで見たような顔を見つけたので近づいてみると、翌日町で開かれる自分の兄も出演するコンサートで演奏するグループだった(偶然?)。彼らと少し話した後、すぐに搭乗時刻になった。彼らと席は離れていたのでそれっきり姿を見かけることはなく、そのまま荷物を受け取り音合わせのリハーサル中の兄を訪ねて行った。すると搭乗ゲートで一緒だった中の一人が(名前もわからず話さえもしていないけれど)、有名なアーティストのマネージャーと一緒にいるのに気付いた。そこで『あそこにいるのは誰?』と聞くと、彼の名はManuelといいそのアーティストと一緒にギターを弾いてることなどが分かった。そのとき、彼は自分のことを何度も見ていたので、彼のところに行って話かければ良かったのに。そう例えば、水でも買ってこようかとか、運転役を買って出るとかのおせっかいを。分かっていたけれどそのときは何も出来なかった。 (翌日) じきに訪れる今夜は、バックステージに入って自己紹介するいい機会だ。私は昨夜彼を見かけたことや何か気の利いたことをいうつもりでコンサートに出かけた。けれど、何時間過ぎても彼は現れない。そのアーティストのバンドメンバーは誰も到着していなかった。すると突然出番5分前に彼らが到着した。そして、自分を見かけると、『やあ』と言ってすぐにステージに上がって行った。その言葉は私にとっては愛してるって言われてるようだった。まあそれは大げさ過ぎるけど、その瞬間その挨拶と笑顔が自分の魂に触れ、すぐに降りてきて私に近づいてきてくれる彼を食事に誘いたくなった。何かが自分の中で起きたのだ。なぜかって自分だけに『やあ』と言ってくれたのだから。 50分近く過ぎ、ちょうど彼らが降りてくるとき、よくある浮気のせいで今は別れてしまった当時の彼氏から電話が入った。もちろんここでは話せない。そこでステージの彼に聞こえないでいて彼の姿が見える位のところまで少し移動した。すると突然彼が自分を見て笑顔を送ってくれた。自分もこんな状態だったけど笑顔を返した。それだけだった。すぐに可愛い女の子がセキュリティと一緒に現れて彼に自己紹介しているのが目に入った。二人はとても楽しそうに話し、電話番号を交換し合っていた(全部自分の目の前で起きていた)。携帯を切ったのは、ちょうど彼女がバンドのメンバー達とバンで立ち去る瞬間だった。 そして2年後の今日、彼らは夫婦でいる。自分はというと、元彼が元彼のままでいるだけだ。 なんで私は信じられないくらいのペンデハ(pendeja:大間抜け)なの? 追伸:ひとつ言うのを忘れてた。たぶん彼は自分じゃなくて彼女のものだったってこと。けれど、なんで試さなかったのか納得できていない。それが問題。恐れにたじろいで行動に移せなかったときって、他の誰かが勇気を奮いそれを手に入れる。たったそれだけのこと。 PR コメントを投稿する
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異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。 プロフィール
HN:
イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford mail : cocovenice@gmail.com 人生のお買い物
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