
この写真の迫力ある美女(?)達は、メキシコで働いていたときのSPAの仲間でテラピスト達だ。もともとはみんなもっと若かったんだけど、月日が経ち徐々に貫禄がついて行った。写真のほとんどの女性には既に子供がいる。
このスパには合計この3倍のテラピストがいる。彼女たちは早番、遅番で交代し、さらに日にちを調整して働いていた。1セッションごとに決まった額のコミッションをホテルから受け取り、毎月8000ペソ(当時のレートで約800ドル)ほどの稼ぎだったが、普通のホテルスタッフの稼ぎがその半分位だったのでかなりの高給取りだ。さらに1回あたり10ドルほどのチップも受け取り、これが彼女たちをさらにパワーアップさせる原動力となった。
昼はホテルの従業員食堂でメキシコ料理のランチが食べれるが、繁忙期には自分たちでトルティージャ+肉やらを炒めた具材やらパパイヤなどのフルーツを持ってきて、控室でかじっては仕事に出かけて行った。一度韓国のりを持っていって彼女たちに食べさせたら、ほとんどの者は気持ち悪そうに残していたっけな。当時メキシコで寿司を食べるのは中級から上のクラスだったからしょうがなかったんだけれどね。
アンヘリカ、アナ、モニカ、ルールデス、イサベル、スージー、ミランダ、アレハンドラ、マルガリータ。名前は可愛いけれど、実際はたくましいメキシコの仲間たち。今日も大家族を養うためにスーパーヒーローのごとく頑張っているんだろうなあ。
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