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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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横田夫妻の声が届いた



『拉致問題を考える国民大集会in神奈川』が港に近い開港記念会館で行われたので行ってきた。


北朝鮮による拉致問題概況

・1970~1980年代にかけて発生
・日本政府が認定する拉致被害者数17名(実際はもっと多い可能性大)
・2002年北朝鮮が日本人拉致を認め、5人の被害者帰国
・日朝交渉の流れ 
  第1回:日朝首脳会談 2002年9月
  第2回:日朝首脳会談 2004年5月
  第3回:日朝実務者会議2004年11月
  第4回:日朝実務者会議2008年6,8月(北朝鮮が調査のやり直しを表明。それ以降交渉はストップ)
・2009年10月日本政府は新たな「拉致問題対策本部」を設置

当日は横田夫妻の講演を聞いたが、娘を連れ去られた両親の悲痛の叫びが痛いほど伝わってきた。その一言がずっと耳にこだましていた。

「突然見たこともない国に連れ去られ人生を破壊されて、(犯罪の片棒をかつぐような)決してやりたくない不毛な仕事に何十年も従事させられて娘が不憫でなりません。こんな国家犯罪が許されるわけありません」

北朝鮮に連れ去られた人達がその後、どのような人生をたどったのか考えると恐ろしい。必要とされなくなったら最後、強制労働キャンプに送られて牛馬のような扱いを受け一生を終えた者もいたであろう。やり切れないのは拉致被害者が今も北朝鮮で苦難の日々を強いられているというのに、国としてそれをじっと眺めていることしかできていないことだ。身内が狂った国に囚われて死ぬような生活を強いられている当事者の気持ちを思うとつらい。と同時に、北朝鮮のこの行為は絶対許せない。このまま済ませてしまってはいけない。

この問題を解決するのは、やはり国民が声を上げ大騒ぎして政府の重い腰を上げさせるしかないと思う。5人の拉致被害者が帰国した実績があるので、交渉次第で状況はいくらでも変わる可能性がある。それをさせるのが国民の声だ。海の向こうのエジプトでも怒れる国民が国を変えようとしている。

日本という国が異国から権利を踏みにじられているこの問題。他人事で済ませてしまったらいけない。北に対し断固圧力をかけていかなければならない。自ら声をあげる気がないのなら、政府の腰の重いことを非難する資格はない。問われているのは国民の気概なんだと思う。
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異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

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好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
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