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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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世の中を良くしたい的なきれいごとなど一切言わず、自分の道を己の意志で切り開き、自分に課せられた、もしくは自分が選択したやるべきことに打ち込んでいる人がいる。そんな人はあまり余計なことを言わず、無駄な動きも少ないということで一致する。そして結果的にすごいものを作り上げたりする。

僕はそんなタイプとは正反対で、理想論をぶちかますだけぶちかますくせに何もしない男であるけれど、だからこそそういう人に惚れる。

そういう人は、無骨だけれど、おっちょこちょいなところもあって、左右違う色の靴下を履いて大事な場面に登場したりする。そして自分がスポットライトを浴びることなんかにてんで執着はなく、ただ心の命ずるまま進む。そんな人は他人に寛容で、とても優しい。

そんな男や女は少ない。しかしいる。そんな人にあったときに人生捨てたもんじゃないと思う。

人生は思うように行かないもの。ときには不本意な状況を甘んじて受け入れなければならないときがある。けれど、大事にしているものは常に暖めて持っていたい。それを詰めた丸い袋が、汗や涙で汚れ、ほころんで、ぼろぼろになって、穴が開いて、異臭を放つようになっても、しっかりと持ち続けていたい。そしていつか、自分の心の欲する道を歩いていたい。
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魂よ、夏空に向って昇れ


(photo by Memo Vasquez)

友人から以前お世話になったある日本人の死を知らされた。
その人は僕のメキシコ時代に始めて勤めた会社の当時の社長を務めていた人で享年62歳。癌だった。

彼も若くして夢を求めてメキシコに渡り、現地の人と結婚し子供をもうけて家庭を作った。そしてメキシコで生きていくことを決めた。それから30数年。いろんなことがあったことだろう。そんな彼も人生の幕を降ろし、次の世界へと旅立っていった。

死は突然やってきて、その人の存在をかき消していってしまう。あとに残るのは思い出だけ。もちろん僕も誰かが死んだときは涙を流すだろうが死が悲しいことだとは思わない。死は誰もがいずれ経験する生き物に課せられた宿命なのだから。ただ、何か心残りがあると死は痛みを伴うんだと思う。何か言い残したとき。何かをやり残したとき。言いたいときにはお互いそこには居らず、やり残したことを再びやる機会はもう来ないのだから。

簡単ではないことは分かっているけれど、死ぬときはスカッと死にたいものだ。キリキリに冷やしたグラスに注がれたキリンレモンの気泡が、夏の青空めがけてシュワっと飛んでいくかのごとくに。今回亡くなった、メキシコでお世話になったあの人も、そんな風に旅立っていかれたことを心より願う。
シリアの朝食



シリアの古都アレッポの著名なレストラン“Abo Al-Nawas”(アボ・アル・ナワス)で食べた標準的な朝ごはん。真ん中の白いのは、ホンモスと言って、ひよこ豆をペースト状にしてごまのペーストと混ぜたところにレモン汁とオリーブオイルを加えたもの。その味はヨーグルトのようで酸味がある。

中東はオリーブの産地で驚くほど安くしかも新鮮でうまい。またチーズもヨーグルトから水分を抜いて作ったもので塩気がなく食べ易かった。日本人としてはあまり馴染みのない組み合わせの朝食だけど、パンとチーズとジャムに紅茶がとても合っていた。この朝食の値段は約5ドル。ちなみに普通だと1.5ドルくらいで朝食が食べられる。
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WELCOME TO Move On

異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

HN:
イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

mail : cocovenice@gmail.com
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