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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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How to be alone  ひとりの味わいかた



今は、携帯、ミクシー、フェースブック、twitterなどのソーシャルネットワークが花盛りだ。確かにそれはひと時の楽しさを与えてくれるとは思う。でもそれが当たり前になると、それなしではいられなくなり、逆にいつも誰かと繋がっていないと不安になっていってしまうという危険性がある。

人脈が多いこと、いつも社交的な場に身を置いていることがよしとされる世の中だけど、忙しいだけでなぜか心が満たされない人も多いんじゃないかな?人は本質的に孤独な生き物だ。誰もが老いや病気や死を避けて通れず、そのときになってこのことに気づく。ひとりでいることって、そんなにいけないことなのかなあ?

たまたま出会った、詩人でパフォーマーのターニャのこのビデオは、『心の平安は他人の中には探せない。自分の中に探すしかないんだよ』と教えてくれる。CBCラジオバンクーバーで紹介されて以来、北米でもかなり多くの人の反響を呼んだみたい。言葉は英語だけど、短いセンテンスが多いから何回も聞いてると意味が分かってくる(最低3回!)。それに大切なところはテロップが出てくるから大丈夫。もしちんぷんかんぷんでも切れないで、心でなにかをキャッチしよう。参考までにこんなメッセージが出てくるよ。

start simple
loving oneself
it's ok no one believe like you
take silence and respect it
if you have an art that needs a practice,stop neglecting it
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豊かな暮らし計画 発進



恵まれた日本という国

僕らが住んでいるこの日本という国は世界でも稀な恵まれた条件を持つ国だ。自然はとても豊かで変化に富んでいる。雨はたっぷり降り注ぎ水資源は豊富。大地も肥沃で作物は多く実る。

インフラは日本全土に張り巡らされ移動にも困らない。治安も良く深夜にひとり歩いても大丈夫だ。医療にもかかれるし、年金もきちんと支給される。生活保護や高齢者の介護体制などの社会福祉も一応整っている。

日本ほど地理的条件がよく、社会的にもインフラが整い、政治的にも公平さが保たれ、自由が保障されている国は世界でも少ない。僕たちはそんな恵まれた国に住んでいる。


豊かさ指数では上位だけれど

実際、国連開発計画(UNDP)が2009年10月5日に発表した『人間開発報告書』によると、国民生活の豊かさを示す指数で日本は第10位に入った。これは平均寿命や就学率や一人当たり国民総生産(GDP)などが考慮されるので日本に高い順位が付いたのわけだ。しかし、日本の国民生活の豊かさがスペイン(15位)、イタリア(18位)よりも上?素直にうなづく気になれない。なぜだろう?

僕は、日本は社会基盤の面では豊かだけれど、この国が心が豊かになりにくい国になってしまったことに原因があると思う。

その理由はいろいろ考えられるけれど、一つは高度成長以来続いてきた、時代が変わっても拡大志向を持ち続ける企業を容認する社会でい続けていることと、もう一つは活気を生む多様な価値観が育っておらずいまだに閉鎖的な社会であり続けていることにあるんじゃないかなと思っている。

この二つは、経済最優先社会ではとても機能した条件だったと思う。働けば働いただけ売上も上がり収入も上がる社会では人々は過酷な労働にも堪えることが出来たし、ある意味そういう働き方が求められていた時代だったかもしれない。しかし、人口が減り市場が縮小している現在と今後は、今までと同じ夢を見て拡大を目指しても望むものは手に入らないのだ。そんな時代の波に反して、相変わらず地球を傷つけてでも自分たちのエゴを追及しようという企業。そしてそんな企業で非人間的な扱いを受け人間性を疲弊させてしまう人々。そしてそんな社会を容認している僕らと社会。こういう企業のサービスに“NO”を突きつけ、こういう社会でいることに“NO”をいうときがきたと思う。

目指す暮らしとは

ここ数年でがらりと社会情勢が変わりこの先は緩やかに経済は縮小していくことがはっきりとした今、再び生活に満足感を取り戻すには、社会を支配するこの二つの仕組みを変えていく必要があるんじゃないかと思っている。これからの時代は身を滅ぼすような働き方をせずとも、普通に仕事をしていれば贅沢は出来ないけれど普通に余暇を楽しむ余裕くらいは持てるような暮らしが手に入る働き方にシフトしていくべきだと思う。

パイが小さくなる以上、それを取り合いするのではなくて全員で分かち合わなければならない。生きることを競争と捉え、自分達だけが生き延びるために寝る間も惜しんで働くという発想じゃなくて、みんなが明るく生きていける社会を作るための努力が奨励される世の中であるべきだと思う。

そういう常識的で穏やかな価値観が広まれば、仕事環境、住環境、自然との共生、地域コミュニケーションなどの閉塞感に直結している課題は変わっていくと思う。そして今、目の前に突き付けられている、この国の抱える多くの問題の解決策が現れてくると思う。

誰もが社会に閉塞感を感じている今だからこそ、そろそろ社会が変化していかなければならない時に来ているんじゃないかな。そのためには、ひとりひとりが自ら変化を起こしていかなければならない。僕自身もそのためにどう変化していこうか日々模索している。

どれだけモノを増やしてもどれだけ刺激に身をさらしても生活は豊かにならない。本当の豊かさは心でしか感じることはできない。心は社会の空気を瞬時に感じ取ってしまう。そうであるならば、経済力を落とさないことを考えると同時に新しい企業のあり方、働き方も考えだし、持続可能であぶれる人の出ることのない社会を作り出していく必要がある。
Old Havanaの衝撃



初めてOld Havana(ハバナ旧市街)を目にした時の驚きは今でもはっきりと覚えている。町に着いたのは確か夕暮れ時だった。通りにはにかなり昔に作られ今は朽ちかけている立派な建物が続いている。その脇を50年代とおぼしきアメ車が優雅に駆け抜けていく。そして肌が黒くひょろっと背の高い人々が今まで聞いたことのないアクセントのスペイン語を発しながら行き交う。これまで見たことのない風景に強烈なカルチャーショックを受け震えた。

キューバは大航海時代以来スペインの植民地であったが、独立戦争の後1902年にスペインから独立した。でも実際はアメリカの保護国であったため、1959年にカストロ達によってキューバ革命が成し遂げられるまでの50年間は、アメリカ企業やマフィアらの活躍著しく、それはそれは豪華絢爛な世界が日夜繰り広げられたことであろう。

その名残が現在のキューバにはしっかりと残っているのだ。満足に手入れもされないまま半分朽ちているものも多いが、その当時を偲ばせる瀟洒な造りの建物がずっと続くさまは不思議な感覚を抱かせる。ちょっと表現が適切じゃないけれど、あえて言うならば『かつて栄華を誇った現在のゴーストタウン』で人々が生活しているような感じだ。おそらくほとんどの人が経験したことのない感覚なんじゃないだろうか。

こういうところに身を置いて“感じる”ことこそ、旅の醍醐味だ。本当は旅の楽しさって、買い物やおいしいものを食べることや、何かのアトラクションに一喜一憂することなんかじゃなくて、生まれて初めて経験するそこの空気に心を解放することだと思う。キューバはそれを可能にしてくれる。この島は、物欲と効率化でピンボケ&不感症になった僕らの目を覚ましてくれる。
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WELCOME TO Move On

異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。
プロフィール

HN:
イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford

mail : cocovenice@gmail.com
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