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メキシコ、カリフォルニア、日本 暮らしへの好奇心は尽きない
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(テンプテーションズの1987年のライブ。同じ年にベイサイドクラブが横浜に出来た。LAのチカーノの間ではローライダーでクルーズするとき流す曲らしい。) 横浜は誰にとっても特別なところ。横浜がバタ臭い雰囲気を身に付けることになったのは、開港して以来の異国文化の発祥地となってきたこと以外に、1982年まで本牧にあった米軍キャンプによる影響も大きいと思われる。僕と横浜との最初の出会いは子供の頃、山下公園~外人墓地という定番コースに家族で来たことから始まる。その後ティーンエイジャーの終わりごろに山手でバイトするようになり集中的に横浜にのめりこんでいった。当時はバブル真っ盛りで、僕も相当バブルに汚染されたガキだった。ただ二度と訪れることはないであろう異常な時代ではあったけれど、その尋常和じゃない活力のおかげでいろいろな面白いものが生まれた時代だったと思う。今若い男性が草食系などと言われているが、明らかに時代の影響だろう。時代が人を作るんだなあと当時を振り返ってしみじみそう思う。 横浜からまず教わったのは、Soul Musicだ。ときは1987年。バブル真っ盛りのこの頃、学生だった僕は山手にあったSoul Barでバイトを始めた。ここのオーナーはバリバリの遊び人(懐かしい響き!)でたまに当時の振り付けで踊ってみせてくれよく本牧リンディの話をしてくれた。ここでかかる曲はかなり凝っていて、Rick Jamesの“Fire&Desire”やGrand Master Flash & The Furious Fiveの“Dreamin”などぐいぐいかけて僕のまだ穢れていない音楽能をソウル色でベタ塗りしていった。この頃はまだLPも健在で、元町TowerRecordsにもよく物色しに行った。 この頃、新山下に、“横浜Bayside Club”というライブの聴ける体育館のようなディスコがオープンしよく遊びに行った。そこで“Roger”や“Cameo”などのブラックアーティストを生で見て僕のブラック熱も一気に上昇していった。このディスコのロケーションが良かった。新山下の陸橋を渡ると海辺にピンク色のネオンが見える。その異国感には誰もがやられた。ディスコから出て停めてある車まで行く間も埠頭岸を歩くと夜風がほほを撫でていく。東京ではないロケーションだった。 その後1989年にマイカル本牧が誕生し、先輩が洋服屋の店長に就任したのを期に僕もバイトをすることになった。このマイカルの中に、“Oficer's Club”というライブハウスがあり、憂歌団のライブなどを見たあとは、近所の“Rikisha Room”であの四角い薄ピザを食べ、“Aloha Cafe”に寄ったりした。そこから麻布のバーに移動したりと元気に飛び跳ねていたっけな。 僕にはいまだペンディングな件がある。当時元町商店街のとあるテナントの2階(うろ覚え)に、男性ものの洋服屋があった。その店で働いていたのが、当時、横浜Com Badsという50’sバンドで紅一点のボーカルを務めていた“マリア”と呼ばれる女性だ。ハーフのようなエキゾチックな顔立ちの年上のその女性目当てに自分の好みのものはあまり売ってないその洋服屋に通った。マリアには名前にたがわず包み込むような優しさがあったが(多少年月も経ち美化している俺がいる)、その存在はオーラが漂っていてめちゃ格好良かった。今どこにいるのか分からないけれど、もう一度会ってみたい。(少し恥ずかしい) こんなことを書き連ねたのは、今年の尋常ならぬ暑さで(ただ今室温32度突破中)頭のネジが外れたせいだといいたいところだけれど、単に酒を飲むとついつい過去を振り返りがちになってしまうというおじさん化が進行してるだけなことは皆知っている。 PR (ここからの話は自己陶酔が多分に含まれています。高血圧の方や他人の独りよがりな思い出話に寛容でない方はご遠慮下さい。) 25歳のとき中米を旅行しているときによく聞いた曲が、Earl Klugh(アール・クルー)の“Living Inside Your Love”だ。この曲を聴くと、その旅で一時期一緒に旅したカナダ人のアンジーを思いだす。 中米旅行の途中、僕はグアテマラのアンティグアに滞留しスペイン語学校に通っていた。そのときに空いた時間でサルサを習い始めたら外国人生徒の間で徐々に輪が広がっていき、毎晩その仲間でバーに繰り出すのが習慣となっていった。アンジーとはそこで知り合った。 ある晩、ディスコから出ると外では大雨が降っていた。ドイツ人の男と僕と彼女の3人はずぶ濡れになりながら夜道を歩き帰途についた。途中で道が二手に分かれるところで、僕らを眺めた彼女は僕のほうに付いて来た。それから僕らは旅のカップルになった。 アンティグアでしばらく一緒に過ごしたが、やがて旅を再開しなければならなかった僕は、ホンデュラスで再会することを合言葉にひとまず彼女に別れを告げ、エルサルバドルを駆け抜けホンデュラスを彷徨い、世界一安くダイビングの免許が安く取れると評判だったホンデュラスのカリブ海の島“ウティラ島”へ渡った。ある日、島を歩いていると向こうからバックパックを背負った見慣れた女性が二人で歩いてくるではないか。よーく見るとそれはアンジーだった。気がつくと島道のど真ん中で僕らは抱き合い絶叫し合っていた。再び合流した僕らは、そこから行動を共にしウティラでの滞在から、ホンデュラス~グアテマラ間のジャングルの国境越えまで二人で旅を続けた。そのルートはかなり冒険心に富んでいて一筋縄で行かなかったが、無事グアテマラの国境にもぐりこんだ時は二人して快活の叫びをあげた。 僕よりも年上でユーモアに富んでいた彼女とは気が合って喧嘩することもなかった。いつもリラックスしていてちょっかいを出してくる彼女のお陰で本来真面目な日本人である(?)僕もゆる~やかな毎日が過ごせた。そして他愛もないことで笑いあった。 そんな甘く幸せな日々を送っていたが、旅人の出会いには必ず別れがやって来る。グアテマラの黒人の町“Livingston”での数日を過ごした僕らはマナティの住む川に沿って西に進んだ。いずれ二人とも国境を越えてメキシコに戻らなければならないが彼女はまだグアテマラを旅する気でいた。 乗り続けていたバスがだだっ広い国道の停留所に停まり僕達は降りた。そこからはバスは北行きと南行きに別れる。彼女は少し南にいい牧場があるからそこに行こうと提案してきたが、彼女との旅にも正直疲れが溜まっていて1人になりたかった僕は、ここから北へ向うと彼女に告げた。 沈黙の時間がしばらく過ぎると、北へ行くおんぼろ3等バスがやってきた。彼女の乗る南行きのバスはもう少し待たなければならない。彼女に別れの挨拶をしてバスに飛び乗ると、爆音と共にすさまじい煙のかたまりを吐き出してニワトリやら豚やらを乗せたオンボロバスは出発した。 それ以来彼女の姿を見ることはなかったけれど、この曲を聴くと彼女と過ごした日々がせつなく甦る。 旅と音楽は人生を豊かにしてくれるんだ。 can't get over the feeling, living inside your love i never wanna lose my feeling, living inside you love ●自分のブログを読み返すと気まずい気分に襲われるときがある。テーマは気まぐれで一貫性はないし、考え浅いし、言葉足らずだし、おまけにところどころで自己陶酔してる。それでも続けるのは書くことで気持ちが浄化されるのとそれ自体が楽しいこと、そしてそれを読んでくれる人がいるからだと思う。毎回訪れてくれる5人の奇特な、いえ寛大な読者に感謝。
●日曜の夜10時54分。今の部屋の温度は31.6度。アパートの2階は日中屋根が熱をたんまり吸収するせいか、夜になってもギンギンに暑い。外のほうが涼しくて1時間置きに外に出て涼んでいる。 ●2日間波乗りをした。昨日は鎌高前で。今日は辻堂海浜公園で。混んでいたが2日続けてやるとライディングが良くなって来る。続けてやることが上達への近道だと改めて思う。それにしても新しい板が欲しい。8-6くらいでクイックな動きが出来る板をロスに買いに行きたいなどと思い始めた自分が怖い。 ●本屋で本を買った。“リストラなう!” ブログから始まった出版社社員のリストラ顛末記だが、著者とブログ読者の本音の交流から出版業界の現状と今の日本の様々な意見が知れて面白い。著者のさらっとしつつユーモアのあるタッチが読んでいて疲れない。 | カウンター
WELCOME TO Move On
異文化と自然を愛するイグアナ楽団のページへようこそ。これまでメキシコとアメリカに合計10年住んできました。それ以来人生の歩き方をテーマとして追い続けています。海外を旅するといつも考えさせられる豊かさとは何か。それについて思ったことを書いていきます。 プロフィール
HN:
イグアナ楽団
性別:
男性
自己紹介:
好きな言葉:「生きていくうえでもっとも大切なことは、自らを律し、可能な限り自分に正直であること」
by Robert Redford mail : cocovenice@gmail.com 人生のお買い物
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